プレイズ・ワーシップ メッセージサマリー 

(教会員のメモに見る説教の内容)


聖書の言葉は新改訳聖書(改訂第三版=著作権・日本聖書刊行会)によります。

2006年8月12日

「夏を楽しんでますか」

山口 民雄伝道師

 イザヤ書 56章7節

中心聖句

Isaiah  

また、主に連なって主に仕え、主の名を愛して、そのしもべとなった外国人がみな、安息日を守ってこれを汚さず、わたしの契約を堅く保つなら、わたしは彼らを、わたしの聖なる山に連れて行き、わたしの祈りの家で彼らを楽しませる。彼らの全焼のいけにえやその他のいけにえは、わたしの祭壇の上で受け入れられる。わたしの家は、すべての民の祈りの家と呼ばれるからだ。

(イザヤ書 56章7節)


A.はじめに

残暑お見舞い申し上げます。暦の上では立秋を過ぎ、残暑日がつづいています。

4年前までおりました北京は確かに夏は暑いのですが、不思議と立秋が過ぎると日に日に涼しくなってきました。

一年を二十四節気に分けて表現するのは、中国ではじまったようですが、言いえて妙なものです。

因みに、二十四節気が地下鉄千代田線の新御茶ノ水駅のトンネルの壁に色タイルで書かれてあるのをご存知ですか。機会があったら是非ご覧になってください。

さて、この暑い夏の楽しみといえば、

夏休み

でしょう。長い休みは解放感があって、「さあ何をしようか」とわくわくしながら計画を練ったものでした。

教会でも聖会やキャンプが開かれて、いつもとは違った楽しみを提供しています。

日本の教会は、

暗い(KURAI)

堅い(KATAI)

厳しい(KIBISII)

つまらない(TUMARANAI)

3K・1T

で敬遠されているそうです。

ですが、決してそんなことはありません。教会は

明るく(AKARUKU)

柔らかく(YAWARAKAKU)

優しく(YASASHIKU)

楽しい(TANOSHII)

ところです。詳しく聖書で見てみます。

B.聖書から「楽しみ」をみると…

中心聖句(イザヤ書56章7節)にありますように、

神様が教会で楽しませてくださる

と宣言してくださっているのです。

聖書には数多くの楽しみが出てきます。

それは「救い」であり、「恵み」であり、「知恵」であり、「兄弟」であり、「神様ご自身」であったりします。

聖書を読んで探してみてください。私の数えたところでは、122箇所ありました。そして真の「楽しみ」は心の満足感にあるようです。満足感を得る条件は次のようなものです。

心が、主に連なっていること。

心が、主に仕えていること。

心を尽くして、主を愛していること。

心から、主のしもべとなっていること。

心から、主を礼拝すること。

心から、主との契約をまもること。

ペテロの手紙第一4章3節にありますように、以前の私たちや世の人は、好色、情欲、酔酒、遊興、宴会騒ぎ、忌むべき偶像礼拝に楽しみをもとめていました。

それらの後に残るのは、むなしさ、不安、言いしれぬ恐れです。けっして満足は得られません。主に繋がっていないからです。

C.おわりに:「楽しんで」ますか?

聖会を楽しんでいますか。あるいは楽しまれましたか。

キャンプはいかがでしたか。

毎日のディボーションはどうですか。

聖書を読むこと、お祈り、奉仕、集会出席など、いわゆる『恩寵の手段』を楽しんでますか。

私たちにすべての物を豊かに与えて楽しませてくださる神に望みを置くように。

と、テモテへの手紙第一6章17節のような、幸いな勧告があります。

神様に望みを置いて、すべてを委ねられたイエス様のようになることが、私たちのあるべき姿です。

今年の林間聖会で歌われた『主のようになること(ひむなる146番)』を、祈り心をもって賛美できる私達でありたいものです。お祈りいたします。


Message by Tamio Yamaguchi,residental preacher of Nakameguro IGM Church

Compiled and edited by K.Otsuka/August 12,2006